四診
- jinenya
- 2022年6月6日
- 読了時間: 1分
四診とは、中医学における診断方法とその手順で、陰陽のバランスの崩れ具合を、表証か裏証か、熱証か寒証か、実証か虚証かなどに分類する手法です。 望診・聞診・問診・切診の四つの診断方法を言います。
望診
顔の表情、顔や皮膚の色つや、動作、舌などを見て判断する診察法。また、直感的に感じられる患者の雰囲気から診断します。
聞診
声の質、調子、呼吸、咳など状態を聞き取って診断したり、口臭や体臭などを嗅いで診断します。
問診
本人や家族の病歴、現在の病気の経過・状況などを尋ねることです。
切診
脈診(みゃくしん)(手首にある動脈を触れて、病を判断する診断法)
腹診(ふくしん) (腹壁の緊張、弾力、硬結、圧痛、温冷などをみる診断法)
背診(はいしん) (背部の皮膚、筋肉、ツボの状態をみる診断法)
切穴(せっけつ) (ツボの反応をみる診断法)

Comments