弁証論治
- jinenya
- 2022年6月2日
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中医学における診断・治療法を示す方法論で、弁証とは、病因病機を含めた病気全体の総合分析をすることです。その診察方法は四診といわれます。望・聞・問・切で構成されます。これらから中医学的疾病の情報を収集・統合め分析し、診断と証の分類(弁証)を行い処方を決定する診断法です。四診による弁証は、八綱弁証・病因弁証・気血津弁証・臓腑弁証などの弁証法に加え、病位,病因,病性,邪気,正気などを加味して行われます。基礎をなすのが八綱で、陰・陽・表・裏・寒・熱・虚・実であり,これらにより人体の正気の強弱や病変部位の深浅や病邪の盛衰などを総合的に分析します。

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