二次的病因
- jinenya
- 2022年6月2日
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水湿
脾・肺・腎・三焦・肝などの水分代謝機能の異常により水湿となります。 水湿とは津液の流れが停滞している状態を指します。水湿による主症状としてはむくみ、重だるさ、頭痛や頭重感、下痢や軟便、吐気や嘔吐、食欲不振、めまい、動悸、水っぽい鼻水、咳や痰、湿疹、関節の鈍痛や動かしにくさなどが挙げられます。雨の日や湿気の多い時に悪化します。
痰飲
水湿が長く続くと水湿が濃縮されていき、だんだんベトベト・粘々したものに変わってきます。このベトベト・粘々したものを痰と呼びます。濃 縮された水湿は全て水分が無くなるわけではありません。痰と一緒になって分離できないけどサラサラした部分もあります。それを飲と呼びます。痰飲が生成されると咽に痰が詰まったり、精神錯乱、不眠、眩暈、もやもやする、悪心嘔吐、食欲低下、神経痛などなど様々な症状が現れる可能性があります。水分代謝の低下による体液の停滞は、部位によって様々なトラブル招きます。胃腸に溜まれば胃がチャプチャプする、お腹がはる、吐き気、腸がグルグル鳴るという症状が起こります。
経絡に停滞すると痛みやしびれなどの症状を引き起こし、長期化するとこぶ状のしこりができることもあります。めまいにも関係があります。

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