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洋食テーブルマナー

テーブルマナーの目的

 

会食者が互いに不愉快な思いをせず、楽しく食事をするためにテーブルマナーを学ぶ

細かい点では国や地域によって習慣や約束事があるので、基本的な知識が必要である

 

イギリス式作法

～着席～

・椅子の左側から腰を下す

・テーブルと体の間隔は10cm程度

・椅子に深く腰掛ける

・ナフキン...主賓が手に取ったら、広げて二つ折りにして折山を手前に膝にかける

 

～テーブルセッティング～

 

 

～前菜オードブル～

給仕から差し出された盛皿から盛皿についているサービス用スプーンとフォークで2～3種類各一個とる(スプーンを右手、フォークを左手に持ちスプーンで前菜をすくいとりフォークで軽く押さえる) 食べ終わったらオードブル用のナイフの刃を内側に向け、フォークはナイフの手前に置き、それぞれ斜めにそろえる

 

～お酒～

・前菜の時　シェリー酒　冷やす(5～8℃)

・魚　　　　白ワイン　　冷やす(5～8℃)

・肉　　　　赤ワイン　　室温で飲む(17～20℃)

・ワイングラスの持ち方

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

・飲み終えたら元の位置戻す

 

～スープ～

皿の手前からスプーンを向こう側に動かしてすくい、音をたてずにスプーンの横から口に流し込む

スープが少なくなったら、皿を向こう側へ傾けてすくい飲み終えたらスプーンを皿に置く

カップのときは少なくなったら直接飲み、飲み終わったらスプーンはカップの向こう側に置く(カップに入れると不安定なため)

 

～パン～

パンの食べ始め...スープを飲み終わったころから

パンの食べ終わり...アントルメの前まで

バターをパン皿の右手前にとり、パンを一口大にちぎってバターをつけて食べる

 

～魚料理～

・骨のある魚...頭に近い方から身をはがして食べる

　　　　　　　上身を食べ終わったら骨をはずして下身を食べる

　　　　　　　食べ終わったら骨を一か所にまとめておく

 

～肉料理～

左から一口大に切っては食べる

 

～サラダ～

前に出た料理の皿にナイフとフォークでサラダを移してから食べる

 

～乾杯～

料理を食べ終える頃に出されるシャンパンは乾杯用なので、乾杯のときまで手は付けない

乾杯の時は立って乾杯し、一口飲んでから腰をおろす

 

～アントルメ～

中央にセットされたスプーン類を使って食べる

 

～果物～

給仕が果物皿にフィンガーボールをのせてきたときは、フィンガーボールを果物皿の斜め向こうにおろしてから好みの果物を皿にとって食べる　指先が汚れたらフィンガーボールの水で指先を洗ってナフキンで拭く

 

～コーヒー

砂糖をかき混ぜた後のスプーンはカップの向こう側に置く

 

～退席～

・ナフキンは無造作にたたみ食卓の左側に置く

・主賓が立ってから椅子の左側から席を離れる

 

テーブルマナーのポイント

・皿にとったものは残さず食べる

・音をたてて食べない

・口に食べ物を入れたまま話さない

・極力食器などの音をたてない

・左のパン皿、右のグラスが自分のものと心得る

 

 

 

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